注文住宅の吹き抜けのメリットとデメリットとは?詳しく解説!

注文住宅の吹き抜けのメリットとデメリットとは?詳しく解説!

家族ができた方は、理想の住まいを求めて注文住宅を検討することがあるでしょう。そのなかで、吹き抜けを作るべきか迷っていませんか。これを作るとコミュニケーションを取りやすく、健康的な暮らしも期待できます。一方で冷暖房の効きにくさや、音やニオイの広がりやすさもあるので、それぞれへの対策も重要です。

今回は注文住宅で吹き抜けを設けたい方のため、そのメリットやデメリットなどを解説します。

 

吹き抜けとは?

吹き抜けとは、複数階にわたる空間のひとつです。2階建てのうち1階部分の床から2階の天井までのように、上下が広く取られています。そのため吹き抜け部分は、開放感を覚えられるでしょう。上下を広く取ることで、空間にゆとりが生じるからです。

たとえば一戸建ての場合、吹き抜けは玄関や階段に見られます。玄関に設ければ、自宅から出かけたり、帰ってきたりするときに開放感を楽しめるでしょう。また階段に吹き抜けを設ければ、のびのびとした気持ちで移動できます。このように日常生活において、心理的なゆとりを得られるのです。注文住宅に吹き抜けを設ければ、上下のスペースを広く取れます。実際に作れば、ゆとりのある日常生活を送れるでしょう。

 

吹き抜けのメリット2つ

ここでは吹き抜けのメリットについて、2つ紹介します。ひとつは健康的な暮らしができることです。もうひとつは家族間のコミュニケーションの取りやすさになります。それぞれのメリットを詳しく見ていきましょう。

 

健康的な暮らしができる

吹き抜けのメリットのひとつが、健康的な暮らしです。上下のスペースを広く取れば、室内の採光性が上がります。朝や昼間は、日光によって内部が明るくなるでしょう。心だけでなく、体にとっても有意義な環境になります。室内の採光性が高い状態は、大人の健康維持だけでなく子どもの成長にも欠かせません。日光にはビタミンDが含まれており、主に骨の健康を守る栄養素です。そのため日ごろから太陽を浴びることで、家族ともども健やかに暮らせます。以上から吹き抜けを取り入れれば採光性が上がり、健康的な暮らしを望めるでしょう。

 

家族間のコミュニケーションが容易になる

注文住宅に吹き抜けを設ければ、家族間のコミュニケーションにプラスです。たとえば2階建てで上下の階がつながれば、2階から1階、または1階から2階の様子を見やすくできます。子どもの姿が見えなくて心配になる親もいるでしょう。しかし別の階から子どもの姿が見えれば、目が行き届きやすくなります。

吹き抜けを作ることで、家族がお互いの様子を見やすくなるでしょう。たとえば子どもが遊んでいるときも、危ないことをしていないかを親が見張れます。吹き抜けによって声が通りやすくなるので、食事ができたときのように呼びやすくもなるのです。吹き抜けには、コミュニケーションを取りやすくなるポイントがあります。

 

吹き抜けのデメリット2つ

ここでは吹き抜けについて、2つのデメリットを紹介します。ひとつは冷暖房が効きにくいリスクです。もうひとつは音やニオイが広がりやすいことです。それぞれのデメリットを確かめ、適切な対策を考えましょう。

 

冷暖房が効きにくい

吹き抜けのデメリットのひとつに、冷暖房の効きにくさがあります。たとえば夏場は、窓から日光が差し込むと室温が上がりやすいのです。冬場は冷たい空気が上から降りてきて、床が冷たく感じるでしょう。このように季節によっては、外気の影響にさらされやすいのが難点です。

以上の対策として、室温をコントロールする準備を整えてください。たとえば注文住宅の施工時に断熱性を高めると、夏場や冬場でもある程度快適に過ごせます。ほかにもシーリングファンを吹き抜けに設ければ、室温が高くなりすぎる状態を防げます。吹き抜けを作ると、外気の影響が大きくなるかもしれないので、暑さや寒さ対策も検討しましょう。

 

音やニオイが広がりやすい

吹き抜けのデメリットとして、音やニオイの広がりやすさも挙げられます。1階の音が2階へ伝わりやすいので、穏やかに過ごしにくい方もいるでしょう。ほかにも料理やゴミのニオイが、室内に広がりやすいといえます。以上の要因で、生活環境がよくないケースも見られます。

音の対策として、寝室を吹き抜けから遠いところに設けたり、防音性能を高めたりすることが大事です。これによってある程度は、生活音や声などに悩まされる心配がありません。またニオイ対策として、換気扇や換気窓を設けてください。キッチンを半個室状態にしても、ニオイが広まるリスクを抑えられます。吹き抜けを作ると音やニオイが広がりやすいので、それぞれに一定の対策を設けましょう。

 

まとめ

吹き抜けは1階の床から2階の天井までのように、上下に大きく取るスペースです。採光性を上げて健康的に暮らせるだけでなく、家族間のコミュニケーションも容易になります。一方で暑さや寒さ、音、ニオイなどへの対策も考えてください。ここまで検討すれば、吹き抜けがあって住みやすい家を建てられるでしょう。

「株式会社CRAFT」は「Stella House」の名前で、自然素材の注文住宅を扱っています。家族ができたばかりで、新しい家を建てたい方もいるでしょう。その場合も子どもの成長や夫婦生活に応じて、住みやすくなるためのアイデアをご提案します。吹き抜けに関する相談も受付中です。家族でこだわりの家に住みたいと思ったら、ぜひお問い合わせください。

 

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